1.はじめに
いつも自衛官生活支援の会のブログをお読み頂きありがとうございます。自衛官にとって新NISAは、将来の資産形成にとても役立つツールです。共済組合の貯金と合わせて使うことにより、自衛官にしかできない使い方をご紹介したいと思います。最後まで、お読み下さいね。
2.まずは、結論から
共済組合の貯金を活用した資産形成の結論は次の通りです。
①定額積み立てを使い、共済組合の定期貯金を満額の300万円にする。
②定期が満額になったら、定額積み立ての金額を新NISAへ定額積立へ。
③定期貯金の3年後の利息約9万円を新NISA(サテライトとして※)で活用。
(※「サテライト」は後ほど説明)
3.新NISAについて
新NISAとは、2024年から始まる新しい少額投資非課税制度のことです。現行のNISAと比べて、以下のようなメリットがあります。
- 年間投資枠が最大360万円に拡大されます。
- 非課税保有期間が無期限になります。
- 非課税保有限度額が最大1,800万円になり、売却分の枠が再利用可能になります。
- つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になります。
新NISAは、長期的な資産形成をサポートする制度で、現行のNISAよりメリットが大きくなっています。

金融庁HP
また、NISA口座を活用した資産運用では以下の要領が適しています。
①ドルコスト平均法を活用でき、取得価格を低減できる。
②口座の開設が無期限のため長期投資に呈している。
③金融商品の売買の際の手数料などが低いので、コストを抑えることができます。
自衛官のための新NISAの活用法
自衛官の皆さんは、共済組合の貯金が活用できる点が、一般の方より有利です。その利点は貯金利率が高いことです。以前に比べて低くなったとはいえ、普通貯金で0.37%、定額積立で0.76%、定期貯金で1.01%で300万円をを3年間定期に入れておくだけで、約9万円の利息が付きます。
①定額積立を使い、共済組合の定期貯金を満額の300万円にする
まずは、まったく元本割れがなく、きっちり利息がつく定期貯金の満額を目指しましょう。ここでのポイントは「定額積立」を使うことです。そうです!定額積立をすることにより、毎月、定額を貯金する癖を付けることが最も大切です。
②定期が満額になったら、防衛省の定額積立ての金額を新NISAの積立金として毎月定額投資を行う
毎月、給料から天引きされていた金額を新NISAの積立金として毎月定額投資を行います。この定額投資が重要で、これを行うことにより、ドルコスト平均法により、購入単価を平準化できるので、高値づかみを回避できます。
ドルコスト平均法の場合、購入金額を固定するため、価格が上昇している場合は購入口数が少なくなり、結果高値づかみが回避でき、逆に下降している場合は購入口数が多くなるため、購入単価の平準化が可能です。また、一括投資で高値づかみをした場合のように、値下がりの影響がダイレクトに響くリスクも回避可能です。
※ドルコスト平均法
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法です。この手法のメリットは、価格が低いときには多くの口数を購入でき、価格が高いときには少ない口数で済むことで、平均購入単価を抑えることができることです。また、一括投資で高値づかみをした場合のように、値下がりの影響がダイレクトに響くリスクも回避可能です。さらに、長期的な資産形成に向いており、投資タイミングや投資期間のリスクを分散することができます。ただ、右肩上がりの相場では一括投資の方が有利になります。
定期貯金の3年後の利息約9.0万円を新NISA(サテライトとして※)で損切ポイントとして活用
まず、コア・サテライト運用についてお話ししましょう。コア・サテライト運用とは、運用資金を「守り」と「攻め」に分けて、それぞれ目的に合った商品に投資する方法です。例えば、「守り」の部分はリスクとリターンのバランスを考えたインデックスファンドに投資し、「攻め」の部分は比較的高いリスクを取って、高いリターンを求める個別株や高配当株などに投資しするスタイルです。
まずは、コアの部分で今まで防衛省の定期積立の金額をインデックスファンドに投資し、サテライト部分に、9万円を損切ポイントになるような少しリスクの高い金融商品を購入するといった具合です。
このように、コアの部分では安定的に収益を得て、コアの部分ではリスクを取りながら、損切りのポイントが運用の全体に影響しないような処置を取りながら運用するというものです。
まとめ
今回の運用例は、ほぼ最低限のリスクを取りながら運用をする場合を考えています。もし、さらなる高いリスクを取りながら高いリターンを得たいと考える方は、コアの部分は変更せずに、サテライトの部分のリスクを上げながら、コアのパフォーマンスに悪影響を与えない範囲で、高いパフォーマンスを狙ってゆくのが良いのではないでしょうか。
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