自衛官必見!・・資産運用者のコロナショックへの対応は?

はじめに

いつも自衛官生活支援会のブログをお読み頂きありがとうございます。最近の話題は何と言っても一種のパニック状態の新型コロナウイルスについてですね市場が乱高下し、底が見えない状態で金融資産運用をされている方は、心配されている思います。今回は、そのような方に、少しでも冷静に現状を捉え、今後どのように対応すればよいのか、私が今思っていることをお話したいと思います。

まず、過去を知ろう

まず、今回のコロナショックは、新型コロナウィルスが原因です。過去にもウイルス関連での暴落はSARS、MERSが発生時した際、また、発生原因が違いますが金融危機のリーマンショック時の暴落など、過去に何度も市場の暴落や混乱を経験してきました。その時はどうだったのか、その時の教訓は何だったのか、これを学ぶことによって、今回の危機にも対応できるのではないかと思っています。

まずは、数々のショックがあった時にどうだったのかを見てみたいと思います。私のFP仲間で、仕事のパートナーでもある横田健一氏のブログ「新型コロナウィルスによる株価下落はいつ戻る?~リーマンショック、SARS、MERSとの比較から~」をご本人のご了解を得た上で、皆さんにご紹介したいと思います。

横田氏はブログでは、「ARS、MERS、リーマンショックの3つの局面で、先進国株式インデックスファンド(前回同様、MSCIコクサイがベンチマーク)の基準価額がどのように変化し、高値から下落し始めて、その高値に戻るまでの日数」を調べ、分析しています。

基準価額ベースでの高値ということで、高値はそれぞれ次の時点と確認しています。
リーマンショック:2008年9月1日
SARS:2002年12月3日
MERS:2015年6月24日
COVID-19:2020年2月21日

高値の日の基準価額を100として、その後の基準価額が100の水準を回復するまでの日数を確認しました。

日経平均株価、NYダウなど異なるインデックスを使えば異なる結果になるかと思いますが、今回の確認では、外国為替の影響も含んだ日本円から先進国株式に投資した場合の回復を確認していることになります。

横田氏のプログから

さっそく、横田氏が検証した結果を図でみてみましょう。

横田氏のブログから

この図を、ショックの種類、最大下落幅、回復に要した営業日数を表にしてみると以下のようになります。横田氏のブログの数値を使って筆者が作成。

過去の事例を詳しく見てみよう

下落率を見ると

コロナショックは高値から20営業日の状況ですので、同じ20営業日を比べて見ますと一番下落率が大きく、落ち込みが急であることが分かります。また、回復に要する時間は、最大下落率が大きいほど長いのが分かります。半年から4年半と大きな差があります。

SARSとMERSとは

SARSは2002年から2003年に掛けて、中国南部を発生源とし、中国、アメリカ、カナダ、フィリピン、ベトナム、台湾、シンガポールなど37か国で流行し、916人が死亡しました。2003年7月にはWHOが封じ込め宣言を行い、急激に収束しました。

一方、MERSは中東で発生し2012年頃には確認、2013年にはWHOが警告を出しましたが、その後、韓国で2015年の5月~6月にピークを迎え年末までには落ち着きました。この間2015年6月には感染予防に大きな効果があるスプレー剤が開発され、大きく予防に貢献した。しかし、封じ込めは出来ておらず、その後も毎年感染者が報告されています。

新型コロナウイルスの影響は

SARSは半年位で終息宣言後に、基準値も100まで回復しました。一方、MERSは韓国での収まりを見せたことで、一旦大きく戻します(99%)が、また再度下落して前の底を超えて下げています。

リーマンショックは下落幅は最大で、少し上昇した後にレンジ相場(上下を繰り返す)となり、最終的にはブレイクして100まで回復しています。

新型コロナウイルスは、現在進行中なので、予断は許しませんが、感染の広がりが今までより大きく、SARS,MERSよりは影響が大きいと思われます。ただし、治療薬の開発や感染予防薬が開発されれば、一気に収束する可能性があります。

しかし、現在は世界的に人の行き来が制限されており、長引くと経済的に大きな傷を残す可能性があります。そうなると回復にはリーマンショックの時のように時間が掛かるかも知れません。

つみたてNISAなどの個人投資家はどうすればよいのか

学んだ教訓は

横田氏のブログを参考にしながら、過去の事例を見て来ましたが、学んだ教訓は次の2つのことではないかと思います。

①治療薬や感染予防薬、終息宣言が出れば、市場に安心感が出て落ち着きを取り戻す可能性がある

②SARS,MERS、リーマンショックでも、時間の長短はあるが市場は元に戻る

個人投資家に大切な3つのこと

今回のコロナショックは一種のパニックです。流言飛語が出回り、人の不安な心理をついて色々な儲け話などが出てくる可能性があります。以前にも増して、ネットで情報が手軽に豊富に入る時代でもありますが、情報は玉石混交であることを肝に銘じるべきです。情報を得たからといって、すぐには行動せず、一旦立ち止まって常識的な感覚で判断することが大切だと思います。

以下に、私が考える資産運用者が取るべき大切な3つのことをまとめましたので、参考にして下さい。

①情報に振り回されず、自分の頭で考える

②慌てて資産の売買をしない。冷静な判断を

③つみたてNISAなどを行っている方は、積み立てを止めたりぜずに、同じように積み立てを続ける

おわりに

今回は、資産運用者のコロナショックへの対応について、過去の事例や教訓からお話しました。まずは、落ち着いて自分の頭で常識的に判断することが大切だと思います。そのうえで、慌てて資産を売却しない。もし、する場合でも冷静な判断を持って行うことが大切です。さらに、つみたてNISAなどを行っている人は、止めたりせずに、続けて行うことが大切だと思います。

是非とも、このブログを参考にして、現役自衛官、自衛官OBの皆様が豊かで充実した人生を歩むことが出来ますように願っております。

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